第一ホテルの創業

昭和初期、ホテルは外国からのお客様と一部上流階級のための迎賓館のような存在でした。そのようななか、最新設備をそなえた近代的なホテルでありながら、だれもが宿泊可能な料金設定という革新的なホテルの建設計画が持ち上がりました。そして、1938年(昭和13年)4月29日、東洋最大の客室数626室を誇り、日本初の全館冷暖房を完備した「第一ホテル」が新橋に誕生したのです。

 

東京オリンピックなどで 国際的な役割を

戦前・戦後の混乱期を乗り越え、第一ホテルは再び多くのお客様にご利用いただけるようになり、高度経済成長期の1960年(昭和35年)には新館がオープンして客室数は1276室となりました。また、1958年(昭和33年)のアジア大会や1964年(昭和39年)の東京オリンピックに宿泊施設を提供するなど大きく貢献し、国際的なホテルとして更に発展しました。

新しいサービスの創造

第一ホテルでは、客室数の増加に伴ない業界初となる新しいサービスや設備を次々に導入していきました。会計のコンピュータ化やモーニングコール機の導入、世界各国の料理をバイキング形式で提供して人気となり、朝食もバイキング形式にする等、今では当たり前になっているサービスを最初に行なった先進性はお客様や専門家から高い評価をいただきました。こうしたホテル経営の実績は後に、業界初のMC方式(管理運営委託契約)によるチェーン化に繋がり、第一ホテルは全国展開へと発展していきました。

 

フラッグシップホテルの誕生

1980年代以降、急速に変化し多様化していく時代のなか「第一ホテルアネックス」や「第一ホテル東京シーフォート」など首都圏をはじめ全国各地に個性豊かなホテルをオープンし、話題となりました。そして、半世紀の間、第一ホテルを支え続けた新橋第一ホテルは、“エレガント&エクセレンス”をコンセプトに華やかさと品格を備えた新たなフラッグシップホテルとして1993年(平成5年4月)「第一ホテル東京」に生まれ変わりました。


これからもお客様に愛され続けるホテルをめざして

2013年(平成25年)4月に迎える創業75周年を記念して、第一ホテル東京では、全館を挙げて記念イベントの開催や特別プランの販売など、日頃のご愛顧に感謝を込めて皆様にお楽しみいただける周年企画を行なってまいります。

新橋の地に生まれ、常に時代を読み、新たな発想で歩んできた第一ホテルは、阪急阪神第一ホテルグループのフラッグシップホテルとして、安らぎと温もりのある行き届いたサービスの更なる向上を図り、これからも世代を超えてお客様に愛されるホテルをめざしてまいります。