緞帳

4. 宝塚歌劇との歴史と
絆を物語る芸術品

ホテルロビーの上に飾られた、騎士の門出を祝う人々の情景が描かれた緞帳。
原画の作者は昭和期に阪神間で活躍した洋画家、小磯良平氏。

ホテルロビーの緞帳

日本を代表する洋画家のひとりである小磯画伯は親しみやすい女性像を中心としながら、西洋絵画の伝統の中に、市民的でモダンな感覚と気品あふれる画風を完成した画家でした。

フランス留学時代に西洋画に魅了された小磯画伯は、ルーブル美術館で目にしたパオロ・ヴェロネーゼの「カナの婚礼」に衝撃を受けました。その作品内に描かれた群衆の表現力に魅了され、群集を描くことを人生の目標としたそうです。

「騎士の門出」

「騎士の門出」という作品を原画にした緞帳は1976年(昭和51年)から1981年(昭和56年)まで宝塚大劇場で使用された後、旧ホテルの館内に飾られていました。

宝塚歌劇の歴史を物語るこの緞帳は、ホテルと宝塚歌劇を繋ぐ絆の象徴でもあります。宝塚大劇場のオフィシャルホテルとして宝塚歌劇とともに、これからも夢と憧れを紡いでまいります。

FLOOR MAP

FLOOR MAP

NEXT

TOPページ