「福利厚生が整っているから」という理由で入社を決めましたが、入社1年目はコロナ禍による営業休止という思わぬスタートに。出勤日が限られるなか、宴会のヘルプや従業員食堂での調理を経験しました。思い描いた1年目とは異なりましたが、他部署のヘルプに入るなかで「ホテルのチーム力」を肌で感じた大切な準備期間となりました。
2年目に、フレンチレストラン「マルメゾン」へ異動。一番違いを感じたのは、料理へのこだわり。大量調理を行うビュッフェでは、既製品を使用することもあります。マルメゾンでは、ソースからすべて手づくり。その徹底したこだわりに圧倒されたことを覚えています。
現在はランチ・ディナーの営業において、コースの主役である「肉料理」の火入れを任されています。そのほか、季節ごとに変更するメニューの提案や後輩の指導など、キャプテンとして幅広く業務に携わっています。社外のコンクール出場も視野に入れ、さらなる技術向上を目指して日々挑戦しています。
肉の火入れは、まさに「感覚」の世界です。同じ肉であっても状態によって火の入り方が異なります。担当してまだ日が浅いなかで、お客様から「お肉が美味しかった」と声をかけていただいたことは、今でも強く印象に残っています。また、料理はレシピ通りにつくるだけではなく、より美味しく仕上げるための創意工夫が欠かせません。アクを丁寧に取るといった下処理や、ソースに奥行きを持たせるためのひと手間など、小さな積み重ねが料理の完成度を高めていきます。中途半端なものは提供しない。一つひとつの仕事に真摯に向き合う姿勢を学びました。
キャプテンに就任した今、今後の目標として掲げているのが「コンクールへの出場」です。入社時期の関係でこれまで出場経験はありませんでしたが、キャプテン対象者向けの社内模擬コンクールでの経験をきっかけに、挑戦したい気持ちが芽生えました。先輩方も若いうちに出場経験を積んでいるので機会があれば挑戦してみたいですね。コンクールごとに食材の指定や形式が異なるため、鶏や魚を捌く練習など、勤務の合間に時間を見つけては技術を磨いています。
入社の決め手でもあった「福利厚生の良さ」は、実際に働いてみてより強く実感しています。会社の自慢として、真っ先に思い浮かぶポイントです。残業手当の支給はもちろん、休みが本当に取りやすいんです。希望休を申請する際、複数の希望日程が通ることも少なくありません。実際、社外の友人の話を聞いていても、当社の福利厚生は充実していると実感しています。また、育休を取得している男性の先輩も多く、将来を見据えて長く働ける安心感があります。いつかは、自分も取得したいと考えています。