宿泊特化型ホテル「レム日比谷」のフロントへと配属されました。
1年目の終わりにコロナ禍となり、営業縮小などの変化に直面しました。まずは自分の仕事をやり遂げることに必死な毎日でしたが、限られた出勤日のなかで「今できるおもてなし」を模索し、現場の基礎力を蓄えました。
2年目で後輩の指導担当に指名されました。自分も経験が浅いなかでの挑戦は毎日必死でしたが、教えることで自らの仕事理解も深まる貴重な経験となりました。その後、2023年からはアルバイトや派遣スタッフの育成も担当。立場や背景が違う相手への伝え方に悩みつつも、伴走する力を養いました。
2024年にチーフへ昇進しました。2025年度からは前任の方の産休に伴い、レム日比谷で働くメンバーの育成に全面的に携わるようになりました。現在は現場の運営管理に加え、人材育成部門から指名をいただき、新入社員研修のトレーナーも経験。後輩が現場で自信を持ってお客様と接する姿を見守ることに、これまでにない手応えと、自分自身の成長を強く感じています。
当社では多彩なブランドを展開していますが、私の在籍するレムは宿泊特化型。ホテル内はフロントの部署のみで少数精鋭のため、接客だけでなく、予約管理、備品の発注、事務作業など、フロントスタッフが幅広い業務を担当するのが特徴です。フロントの業務は、お客様の喜ぶ姿を一番見られる仕事です。自分がお客様のお力になれたことを実感できた瞬間は、「この仕事を選んでよかった」という気持ちでいっぱいになります。チームで一丸となりながら、お客様にとって最適な対応を追求することが、難しくもあり、やりがいを感じる場面です。
2024年にチーフに就任し、最近では新入社員やアルバイト、派遣スタッフなど、チーム全体の育成を担っています。フロントは日勤と夜勤があり、スタッフ同士のすれ違いが起こりやすい環境です。そこで、指導中のスタッフの現状や特性などの情報を書面でまとめ、情報を共有しています。まるで事件の捜査のように、綿密に分析し、翌月の方針決定に反映させています。指導で心がけているのは、常に後輩の目線に立つこと。自分が新人だった頃を思い出しながら、分かりやすく、そして本人の成長につながる経験ができるような育成を意識しています。
シフト制での勤務は、有給休暇や産休など、休みが取りにくいというイメージがあるかもしれません。しかし、当ホテルでは全員が満遍なく業務を担当できるからこそ、なにかあったときもフォローができます。時短勤務をはじめとした柔軟な働き方をしている社員も多く、ライフステージが変わっても働き続けやすい職場だと感じています。各ホテルの組織や部署は小規模なので、上司との距離感も近く、風通しの良さを感じられます。そして、「おもてなし」を提供するホテル業界ならではの雰囲気の穏やかさも当社の魅力です。