当社との出会いは、友人からの誘いで行ったホテルの見学がきっかけでした。見学時の非常に丁寧な対応や事業の多様性、将来的なキャリアの幅広さに惹かれて入社を決意。1年目は、お客様のご案内やお会計業務などのサービスを担当していました。状況に応じた対応の難しさを痛感すると同時に、社会人としての責任感と基礎を徹底的に学びました。
第一ホテル東京の館内施設全体のご案内を担うフロアサービスへ異動しました。レストランとの一番の違いは、対応するお客様の層が幅広いこと。宿泊やレストラン、宴会のご利用など、お客様の目的により求める情報が大きく異なるため、館内すべての情報を把握し、幅広い知識と迅速な判断力が求められることが一番の難関でした。
入社6年目からは、客室担当でのキャリアがスタート。客室の点検やお問合せ対応、フロントとの調整など判断力を問われるポジションとして、快適な客室提供に努めています。また、当社が力を入れている「接遇」の取り組みを啓蒙する接遇トレーナーに任命されており、表情や所作の指導を通じて、担当セクション、ひいてはホテル全体のサービス向上に努めています。
客室担当は、備品補充や清掃状態の確認など、お客様に感動をお届けできる客室をご用意するポジションです。また、客室の状況によっては、お客様にご満足いただくためのお部屋変更を、フロントと連携しながら組み立てることもございます。限られた時間のなかで質の高いお部屋を提供するためには、助け合いが欠かせません。私自身も、日頃から挨拶や報告・連絡・相談を徹底し、互いに声をかけ合えるオープンな雰囲気づくりを心がけています。客室担当はお客様と直接お会いする機会が少なく、一度の対応が印象に残りやすいと感じています。そのため、接遇トレーナーとして、担当に関わらず「全員がホテルの顔」という意識を持ち、「ほかのホテルにはない接遇」をつくり上げていくことを目指しています。
客室の状態確認等の業務のほかに、チェックアウト後のお客様の忘れ物のお預かり・管理も担っています。過去には、帰国された海外のお客様の忘れ物を数日かけて発送したことがありました。その際、お客様から無事に届いた旨が書かれた丁寧な感謝のメールをいただきました。その対応が評価され「ゲットサンクス賞」として社内でも表彰されました。「自分が普段当たり前に行っている対応が、お客様にとっては非常に喜ばしいものになる」と実感できた瞬間であり、「当たり前の業務」に対して、より一層やりがいを感じられるようになった貴重な経験でした。
当社で働く魅力は、豊富なホテル展開、職種により数多くの現場で経験を積めることです。業務を覚えることに必死だった1年目から少しずつ成長し、1人で対応できることが増えることで、大きなやりがいを得られるようになりました。また、成長の機会を与えてもらいやすい環境も魅力のひとつです。私は入社2,3年目の頃、上司の推薦で「電話対応コンクール」に出場しました。スキル向上のための育成機会として受けとめ、未熟ながらも準備や研修に取り組んだことで、2度目には地区で優良賞を獲得。実務にも活かすことができ、自身のスキルアップを実感できた非常にありがたい経験でした。