「日本の伝統文化をもっと身近に感じてもらいたい」と漆芸家・江藤雄造氏が大阪新阪急ホテルとコラボ。
漆を使った日本の伝統的技法「蒔絵」を用いて描く“金魚アート”は江藤氏の代表作であり、様々なところで
その美しさ、素晴らしさを伝えています。 今回のコラボでは、その“金魚アート”をお部屋に施しました。
また、ホテル地下1階通路でも金魚が気持ちよさそうに泳いでいます。
和室タイプの客室内に、漆で金魚アートの装飾を施していただきました。
フロアによって異なる四季をイメージした金魚たちがお出迎え。
テーブルや座椅子、室内のランプなど…泳いでいる様子がお部屋の随所で見られます。
どの季節の金魚たちに出会えるかは、お部屋に入ってからのお楽しみ。
(金魚ではないアートにも出会えるかも…?)
※宿泊のご予約時、お部屋の指定はできませんのであらかじめご了承ください。
ホテル地下1階通路に江藤氏の代表的な作品である「金魚」の漆アートを描いていただきました。
いきいきと泳ぐ金魚たちをお楽しみください。
ホテルの為に描いていただいた江藤氏のオリジナル作品です。
地下通路を通る際にぜひご鑑賞ください。
欠けたり割れたりした器を、漆(うるし)を使って修復する伝統的な技法、それが「金継ぎ」。
江藤氏は「割れても、直して使い続けることで、思い出を積み重ね、モノを大切にする心を伝えたい」という思いで、日頃より金継ぎの技術を教えています。
日本では関西・関東を中心に各地で幅広くご活躍。2023年夏には台湾のホテルにて大規模な展示を開催。
【江藤 雄造氏プロフィール】
1982年 兵庫県姫路市生まれ
2013年 香川漆芸研究所 研究院 卒業
「江藤漆美術工芸」代表
〈受賞歴〉
2014年 日本伝統工芸近畿展「新人奨励賞」
兵庫工芸展・公募の部「大賞」
2015年 播磨工芸ビエンナーレ「播磨工芸会賞」
2016年 第34回黒川録朗賞
2020年 芸術文化奨励賞